遅きに失した 2013 6 1

 最近(2013年当時)、マスコミで、
「円安が進んで、どうなったか」という記事があります。
 こうした円安の効果については、
このサイトで、数ヶ月前に書きました。
「遅きに失した」と。
 多くの企業が海外移転した後で、
円安になっても、
「効果は限られる。遅きに失した」ということです。
 私は、民主党政権時代に、
「急激に進む円高に対して、なんとかすべきだ。
このままでは、工場閉鎖が相次ぐ」と警告しましたが、
こうした問題に対する民主党政権の解決策を聞いて、
「唖然とするとともに、もう民主党政権は、だめだ」と思いました。
 民主党政権の対策は、
工場労働者を、福祉などの介護分野に「移転」させるというものでした。
 これは、マルクス経済学そのものの発想です。
マルクス経済学の失敗は、
「人間には適性がある。あるいは生産性の違いがある」ということに、
気づいていなかったのです。
 そもそも、福祉の分野は、
人間が好きでないと勤まらない職業です。
 子供嫌いの人が、小学校の先生になれないように、
人間嫌いの人は、福祉の現場には向いていません。
 当時の民主党政権は、福祉の現場を知らず、
経済政策では、マルクス経済学を推進したので、
私は、「唖然とするとともに、もう民主党政権は、だめだ」と思いました。

































































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